木製品463点 弥生・古墳時代 熊本・上代町遺跡群河川跡

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熊本市は14日、同市西区上代の上代町(かみだいまち)遺跡群で弥生時代と古墳時代のものとみられる農耕具や建築部材、武器など木製品463点が出土したと発表した。市の担当者は「数だけでなく種類も豊富で保存状態も良い。製作途中のものもあり、加工の過程が分かる意味でも非常に意義深い発見だ」としている。

 市によると、上代町遺跡群は、縄文時代から江戸時代にかけての住居跡。このうち2015年6月から発掘調査をしている第5次調査区(約3万平方メートル)の河川跡(長さ約120メートル、幅約15メートル)から大量の木製品が出土した。木製品は通常、土中などで分解されて形が残らないが、一帯は地下水位が高くて水につかっていたため保存状態が良いという。

 出土品は、農作業に使うクワやスキの他、石オノに付ける柄などの工具、皿などの食器、弓などの武器など多種多様なものが確認された。銅剣の柄の一部である「盤(ばん)」とみられる朱色の漆が塗られた木製品も出土しており、盤であれば県内で出土するのは初めて。

西原村

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