幻の宝刀「蛍丸」復元 復元のために出資した刀剣ファンの女性らも作業に参加

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阿蘇神社の宮司家である阿蘇家の宝刀で、戦後に所在不明となった「蛍丸」の復元を目指す県外の2人の刀匠が27日、同神社で刀の「打始式[うちはじめしき]」を行った。復元のために出資した刀剣ファンの女性らも作業に参加した。

子供が毎週末、熱をだすようになった

蛍丸は、京の名工「来国俊[らいくにとし]」が鎌倉時代末に制作した国指定重要文化財。戦後の刀剣接収の混乱で所在不明となったが、刀を擬人化したネットゲームに登場し、女性や若者のファンが増えている。

昨年、刀匠の福留裕晃[ひろき]さん(31)=岐阜県関市=と、興梠宏明さん(34)=大分県竹田市=が同神社に蛍丸の「写し」を作って奉納することを提案。550万円を目標にインターネットで資金提供を募ると、約3カ月で3193人から計4513万円が集まった。

この日は、全国の出資者約50人と同神社の関係者らも参加し、熱した玉鋼を打つ「玉圧[たまへし]」があり、出資者も順番に大槌[おおづち]を振るった。埼玉県越谷市の余村[よむら]佐保子さん(32)は「伝説の蛍丸がよみがえると思うと、感動します」と話した。2人は今後、興梠さんの作業場で制作を進め、来年夏に奉納する予定。

西原村

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