筋トレには年齢制限は無く、いつから始めても成果が出せ、
筋肉を鍛えた分だけ、心身ともに充実感を得る事が出来ます。
しかし、多くの人が成果を実感できずに挫折することも事実。
そのため、筋トレの効果が出るまでに要する期間を知る事は、
モチベーションの維持のためにも、重要なテーマになります。
今回は【筋トレ 効果 はいつから？ 40代女性が成果に必要な期間は？】
という記事で、40代女性のケースを中心にお話したいと思います。
この記事のゴール
| 40代女性が筋トレの効果を出すのに要する期間が分かる。 |
40代女性の筋トレ効果までの期間は？
筋トレ効果とは
筋トレの効果はそもそもどの様な方法で計測されるのでしょうか。
短距離走の選手ならタイムで、重量挙げならウェイトで・・
その効果を測ることが出来ますが、筋トレの効果計測は
胸や腹そして腕周りをメジャーで測るくらいですね。
しかし、案外この計測は不正確でしかも面倒です。
そしてあまりの変化の無さに挫折の原因にもなります。
なので、筋トレの効果は体型のシルエットの変化や、
部位の筋肉の張りといった、”実感”に頼る事になります。
この筋トレ効果の”実感”については次の2つのレベル、
① 「自分が感じるレベル」
② 「人に気付かれるレベル」
を考えてみたいと思います。
① 自分が感じるレベル
筋トレを開始して1週間から1ヶ月もすると
何となく体が締った様な気がしてきます。
型にはまった様な、体が軽くなった様な感じがするでしょう。
2～3ヶ月ほどで腕・胸・腹周りの筋肉の“張り”が実感できますが、
実はこの3ヶ月以前に挫折してしまう例が最も多いと言われます。
ジムなどに通うのは悪い事ではないのですが、
特に最初のうち張り切ってガンガンやる人ほど前述のように、
あまりの進展の無さに諦めてしまうことになる様です。
これは非常に残念なことですね。
② 人に気付かれるレベル
３ヶ月が過ぎるころには、それまで以上に人の目が気になり、
誰か体の変化に気付かないかとソワソワするでしょう。
特に薄着になる季節を迎える頃になれば優越感が持ち上がってきます。
そして忘れたころに、筋トレを始めて５～6ヵ月ほどになると、
「なんか引き締まってない？」「絞った？」といった反応が
出始めるでしょう。
この他人の反応こそが筋トレ初期のモチベーションUPに繋がります。
この快感が筋トレ習慣化のスタートラインと言えるかも知れません。
40代女性に必要な期間とは
既に述べた様に筋トレで40代の女性がその効果を実感できるまでには
3～6ヵ月の期間を要するという事になります。
確かに20代～30代であればもう少し短時間で効果が現れてくるでしょう。
しかし、若干の時間の差こそあれ、筋トレすれば確実に効果は得られます。
「脳と違って筋肉は年齢に関係なく鍛えられる」は真実の様です。
脳を鍛えようとして、学習や勉強に励んでもその効果は残念ながら
若い人にはかないませんよね。
ところが筋肉については何歳から鍛えても必ず効果が現れます。
いつから始めても必ず成果が出るのが筋トレなのです。
なぜ期間がかかるのか
では何故40代からの筋トレはその成果が出るのに期間がかかるのでしょうか？
これには『筋肉量』と『基礎代謝』の問題が絡んできます。
人間は歳をとれば太る傾向にあることは科学的にも証明されています。
30代後半から筋肉量が減少し始め、基礎代謝が低下するのがその原因です。
基礎代謝を『じっとしていても自然に消費するエネルギー』と考えれば
加齢で基礎代謝が低下するという事は『摂取エネルギーは少くて良い』と
いう事になります。
それなのに若い頃と同様に食欲に任せて大量のエネルギーを摂取した場合、
当然エネルギー過剰で太ってしまう訳ですね。
つまり、40代の筋トレは筋肉量減少・基礎代謝低下という
逆風に立ち向かう状況が成果に期間をかけさせていると言えるでしょう。
年齢と筋肉量の関係は
年齢と筋肉量の関係については今まで述べた通り
加齢とともに減少していきます。
特に30代後半からの筋肉量減少は顕著です。
減少する筋肉
減少する筋肉を補うためにも筋トレは必須といえます。
筋トレといっても何もコンテストや大会を目指す
ボディビルダーになるわけではありません。
近年問題になっているサルコペニアを回避することからも
ぜひ取り入れたいものですね。
最短で結果を得る方法は?
最短で結果を得る方法とは
これまで筋トレの必要性や40代で効果が出るまでの期間について
述べてきましたが、もっと楽に、最短で結果を得る方法は無いのでしょうか？
実は、最短で結果を出す事は困難にしても、楽に成果を得る方法は
最近の研究で分かってきました。
【筋トレは毎日やらずサボりながらやる】ほうが良いという事です。
具体的には一日筋トレをやったら二日休む。
つまり、三日に一回の筋トレをするという事になります。
以前から言われている『超回復』ですね。
さらに筋トレの期間ですが、三日に一回の筋トレを6週間続けて
3週間サボることにします。
同じ筋トレを続けているうちに体が刺激に慣れることから
この新しい『おさぼり筋トレ』がおすすめです。
最短で結果を得るには何が必要か
三日に一回、しかも6週やったら3週休む筋トレでも
意識しなければならないことがあります。
それはズバリ「食事と休養」です。
食事はタンパク質を多く摂り、休養は十分な睡眠を心がけましょう。
結果を得た後には何が必要か
筋トレの結果を維持する為には、トレーニングの継続は勿論ですが、
一番のポイントは食事でしょう。
しかし、糖質を制限してもストレスが溜るようでは精神衛生上も問題ですね。
甘いものを食べた日は夜の食事で帳尻を合わせたり、
次の日の食事をきちんと管理する事が必要です。
最悪なのはスイーツを食べたからと言って自暴自棄になったりすることです。
頭で管理する事で結果を維持していくことが出来ます。
まとめ
今回も最後までお読みいただき有難うございました。
【筋トレ 効果 はいつから？ 40代女性が成果に必要な期間は？】
の記事はいかがだったでしょうか？
最後に女性男性を問わず、注意すべき点があります。
それは『頑張り過ぎない』という事です。
腰の調子がおかしい時などの無理な筋トレで
腰痛を引き起こしたりすることのない様に、
十分な注意を心がけて下さい。
